みなさんこんにちは。
ウォークランプロジェクトの長倉です。
今回は、多くの方々が勘違いしている「膝の痛みの原因」についてお伝えします。
膝が痛くなり病院へ行くとお医者さんからこのようなことを言われませんか?
「軟骨がすり減っていますね」
「軟骨がすり減って変形しているので痛みが出ています」
しかし、本当に膝の軟骨がすり減って変形していることが痛みの原因ならば、常に膝の痛みがあるはずです。
あなたは、常に膝の痛みはありますか?痛くない時と痛い時がありませんか?
もし、膝の痛みが良くなったり悪くなったりするのであればあなたの膝の痛みは改善する見込みはあります。
そこで今回はその根拠をお伝えします。
軟骨がすり減っているからといって膝の痛みはでません
実は、膝の軟骨がすり減っても膝の痛みは出ません。
なぜかというと、膝の軟骨には痛みを感じるセンサーがないからです。
そのため、軟骨がすり減っていても痛みを感じるはずがないのです。
では、何が原因で膝の痛みを感じるのでしょうか?
膝の痛みの原因① 膝の周辺の筋肉の疲労や緊張
何らかの原因によって膝周りの筋肉が緊張し柔軟性が乏しくなることで筋肉がうまく働かずに痛みを感じやすくなります。
膝の痛みの原因② 膝の周りにある脂肪(膝蓋下脂肪体)の影響
膝の周りには膝蓋下脂肪体という組織があります。
この組織には痛みを感じるセンサーはとても多いと言われています。
また、膝をスムーズに曲げたり伸ばしたりするのに貢献しており、膝蓋下脂肪体が硬くなることにより曲げ伸ばしがスムーズに出来ずに膝に負担がかかってしまい痛みを感じるようになります。
膝の痛みの原因③ 背骨の柔軟性低下
背骨は身体の軸となり、ここの動きが乏しくなることで膝にはねじれのストレスがかかります。
そのため、背骨の柔軟性がなくなってくると膝に少しずつ負担がかかってきて痛みを感じるようになります。
膝の痛みの本当の原因を理解しましょう
今回お伝えしたように、膝の軟骨には痛みを感じるセンサーはなく、膝の痛みと軟骨のすり減り具合はイコールではありません。
「軟骨がすり減っているから膝が痛い」と決めつけて諦めないでください。
今回膝の痛みの原因で考えられる要素を3つ紹介しました。
この他にも姿勢の崩れや歩き方、身体の使い方が膝に悪い影響を与える可能性も考えられます。
まずは、膝の専門家に頼るなどしてあなたの膝の痛みの本当の原因は何なのか見極めてください。
あなたの膝の痛みがなぜ痛いのか、体全体を見てその本当の原因を見つけることが最重要の課題になります。
軟骨がすり減っているから、O脚だから、変形があるからではなく、その原因はなんなのか?
本当の膝の痛みの原因を知りたい方はこちらをクリックして「膝の痛み」とメッセージを送ってください。