腰を捻れ!って嘘なの?【その理由とは・・・】
腰を捻ってはいけない解剖学的理由
そもそも腰を捻るという事は解剖学的に怪我のリスクしかありません。
これは背骨の可動性(動く範囲)を表したものになります。
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背骨の前後屈→左(黄色)
背骨の回旋(捻れ)→真ん中(水色)
背骨の側屈→紫
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真ん中の背骨の回旋を表したグラフを見ると、腰の動きはほんの僅かしかありません。
実際に骨模型で背骨の回旋可動域を表した写真がこちら↓
腰の骨は5°程度しか動きません。それなのに「腰を捻れ!もっと腰を回せ!」と言うのはおかしいですよね?
無理やり腰を捻ろうとすると、腰の関節に過剰なストレスが加わり、腰痛はもちろん怪我に繋がってしまいます。
なのでゴルフスイングにおいて、背骨で大事なのは胸椎の柔軟性です。
ただ、腰で捻ろうとしていなくても、胸椎の柔軟性が低く、腰を回さざるを得ない方々もたくさんいらっしゃいます。
その状態でゴルフを続けると、腰だけではなく他の場所まで身体を壊してしまうリスクがあります。
技術を高める為に必要な考え方
ゴルフだけに限らず、どのスポーツにおいても、技術を高める事ばかりを考えてしまいがちですが、そこばかりに目が行くと怪我に繋がるリスクだけではなく、技術の向上も見込めません。
そこでパフォーマンスピラミッドの考え方が凄く大切になります↓。
技術を高める為にも、まずはその土台となる身体の柔軟性や安定性、正しい動作パターンを高めていく必要があります。
その次に筋力やパワー、スピードを高めていくトレーニングを行なっていきます。
そして最終的に技術的なところを練習していくという流れが、技術を上達させる為に必要な考え方になります。
結果的に怪我の予防にも繋がってくるのです。
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ぜひこのパフォーマンスピラミッドを意識してトレーニングを行ってみてください。
何かありましたらお気軽にご相談ください♪
【やりたい事を諦めない身体を目指して】ウォークランプロジェクト熊本
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