以前ブログでご紹介させていただきました。
車いすラグビー日本代表の乗松聖矢選手。
現在東京パラリンピックに向けてのトレーニングやコンディションニングをウォークランプロジェクトが一緒にさせていただいております。
その乗松選手のTV取材があり、当店の森も一緒にお話をさせていただきました。
正直、緊張して自分は何喋ったか忘れるくらい緊張してました…笑
ただ最高の舞台で最高のパフォーマンスが発揮できるようこれからもサポートさせて頂こうと思っています。
実際にどんなことをしているのか?
乗松選手は現在、日本車いすラグビーの日本代表として活躍されており、4年前のリオオリンピックでは「銅メダル」の獲得にも貢献されています。
お住いは荒尾市なのですが、熊本には車いすラグビーチームがないため、福岡県にある福岡ダンデライオンに所属されています。
また合宿で関東まで行かれたりしてパラリンピックに向けて追い込みをかけられている状況です。
ウォークランプロジェクトでもその追い込みために、専属トレーナーとしてトレーニングやコンディションの確保をお手伝いさせていただいております。
初めてお会いした時の印象
初めてお会いしたときに感じたのは「勿体無い」ということでした。
ちょっと偉そうに聞こえてしまったらすいません^^:
ただ専門家として見たときに乗松選手の体には、まだまだ「伸びしろ」が大きくあると感じました。
体幹の力を引き出す
乗松選手の上半身の筋力は非常に強いのですが、ベースの体幹の強さがまだ引き出せていない状況でした。
体幹の力をどのように引き出すのかというと、体幹の筋トレをガンガンするというより前に「背骨の柔軟性をだす」ことが重要になります。
どういうこと?と思うかもしれませんね。
簡単にいうと、筋トレをガンガン行って緊張した状態よりも、背骨を柔らかくした状態の方が力が入りやすいということです。
ですので体の柔軟性を高める「コンディショニング」という施術を提供しています。
肩甲骨の安定性を高める
また体幹と上半身をつなぐ骨に肩甲骨があります。
この肩甲骨が不安定だと肩の痛みが出てきたり、投げる力がボールに伝わりやすくなります。
この肩甲骨のトレーニングをこの写真のようにうつ伏せを中心に行っています。
どんな変化が出ているか?
今1ヶ月程度関わらせて頂いておりますが、「体が軽くなり動きのスピードが高まっている感覚がある」とい割れています。
動きを見ていても動き出しが早くなっており、コンディショニングで体幹筋がリラックスして筋肉の反応が良くなっていることが伺えます。
なぜ体幹筋の反応が良くなると動き出しが早くなるのか?
体の仕組みとして腕や足を動かすときって、実は体幹の筋肉が先に働きます。
体幹の筋肉を収縮させることで動きの基盤を作ってから四肢を動かしているんですね。
ですので体幹の筋肉の働きが良ければ良いほど手足の筋肉が働くスピードが上がって来ます。
まとめ
パラリンピックまであともう少し。
ラストスパートをかけられるように、引き続きお手伝いさせていただきます。
ぜひみなさんも車いすラグビーの乗松聖矢選手に注目して見ていてくださいね。